発端

 2019 年(令和元年)9月2日の新聞報道。(京都新聞始め一般紙:各社)
学校法人瓜生山学園が運営する京都造形芸術大学が2020 年4月学校名を「京都芸術大学」に変更する。と報道され 既に文科省には申請し 受理(8 月27 日)された。の記事が関連の内容と共に掲載された。
 京都市立芸術大学には「京都造形芸術大学」から7月9日( 新聞記事・別紙では7 月12 日 )に連絡があった。
 京都市立芸術大学側は 「京都芸術大学」への校名変更は 入学を希望する受験生や一般社会での学校の混同、混乱や誤解を招くとして 名称使用中止・再考を求めたが 聞き入れられる気配がなく 話し合いは無理との判断から訴訟に踏み切った。との要旨の報道があった

反応

 これらの報道により 在校生や卒業生、関係者の知る処となり各自・各様に驚きが走り 同時に問題への対応と対策、解決のへの模索が始まった。
卒業生の組織としては「同窓会」が存在するがこれは[親睦組織]であるため 今回の様な問題対応を「同窓会」の総意として決議する機関も会則も持っていない。(=同窓会会則・参照 )同窓会が動いたとしても 当面は有志による行動しか取れない状況が判明した。

経過報告

 今回の問題に接して 新・旧教職員、在校生や卒業生の中に様々な反応があったようです。
 憤りの大小、行動力の強弱、本当に裁判で最良の判決を出してくれるのか…の予測できない不安などありますが ひとまず 何かしら出来ることが有るのか…
 動くべきなのか…など 行動への意思と形が湧き出始めていました。
 学校法人瓜生山学園の運営の在り方に 違和感と憤りを持つに至った卒業生の一部有志が 名称変更を差し止める為の手がかりを求め 先輩や後輩に意見など聞き取った結果 やれる事を始めようと決意し「京都造形芸術大学の校名変更に抗議する有志の会」として 認識を共有し行動に参加する意思のある有志を募り始めた。
 具体的行動案として署名収集など 名称変更を阻止する為の「抗議の意思を形にする」 行動を開始しました。

呼び掛け人及び署名活動をお願いしている各位様

経過報告2月7日・現在
署名用紙=約2,850名、Web上=2,290名。
第2波として署名依頼を続けています。
2月3日 第2回=弁論準備手続(非公開)済。
 4月16日第3回=弁論準備手続(非公開)。
     この日を署名集の提出タイミングとし
3月31日=署名回収を一旦終了。製本完成後京都芸大の弁護士を通じ法廷に提出する予定にしています。

若い卒業生やクラス関係・部活の交流など。広く一般の人々に範囲を広げ署名収集を お願いします。

これからの行動

 賛同していただいた諸氏には「呼び掛け人」との扱いにさせていただきこの会の中から「世話人会」が実務を担う集まりとして動き始めます。「抗議の意味」に賛同していただいた諸氏には ここに至る議論などをご理解を頂き引き続きの力強い支援をお願いします。

結論

 意見交換の中で「…抗議する有志の会」の名称で瓜生学園に向けて抗議をしても運動の本質である「校名変更の阻止」には有効に機能するとは考えられない。
 署名簿の提出先は「上申書」として[校名変更を阻止したい有志の意思]を「法廷」の場に届ける方が有効に機能するとの判断に至りました。
 依ってこの会の名称は同封の署名用紙の文頭に記載の「京都造形芸術大学が申請した名称変更を差し止める訴訟」を起した公立学校法人京都市立芸術大学をバックアップする有志の会。と改める事にしました。